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Saturday 25 May 2013

トスカーナ旅行 2013 day4

後、2日!
皆様、どうぞ最後までお付き合いくださいませ。
day1, day2, day3と結構なスケジュールできており、だんだん飽和状態に近づく私。。苦笑

この日は、最後の目的地、San Gimignano(サン・ジミニャーノ)へ向います。天気も晴れ。今回泊まったAgriturismoのシロ&タマコンビ(勝手に名付けた)に別れを告げ、さて出発!また来るねー!
お見送りありがとねー 
(シロ&タマ:見送りちゃうわー、何か食べ物置いていってーな)
Agriturismo Casa Colsereno
Montalcino近くのこのAgriturismoからSan Gimignanoまでは1時間ほど。
時間もたっぷりあったので、途中、Monteriggioni(モンテリッジョーニ)に寄ってみました。ここは周囲570mの城壁に囲まれた小さな街です。また、この街は"Via Francigena" ("the road that comes from France")の巡礼者が通過する巡礼地でもあります。写真にあるように、イギリスのカンタベリー〜ローマまで、実に2007kmの道のりを巡礼者は歩いていきます。2007kmを歩く!すごい距離だ!

1213年、ここはSienaシエナの人々によって、Firenzeフィレンツエからの攻撃に対して、前衛の砦として築かれました。うーん、やっぱり何でも古いですね。それがまた現存してるってのがすごい。。。
この城壁がぐるっと街を囲んでいるよ。


街の教会
小さいので、30分ほどで終了。ささ、巻いて巻いていきますよー笑
San Gimignanoの塔が見えてきた!

「美しき塔の街」と呼ばれるSan Gimignano。最盛期には70以上もの塔が乱立(?)していたと言います。今残っているのは14塔のみ。12世紀頃から、この街は今でも高価なサフランの生産地として栄えました。その富の象徴と覇権争いも絡み、貴族はより高く高くと、塔の建設を始めました。しかし、14世紀頃に衰退(ペストの流行とフィレンツエの支配)、新しい建物は建たず、塔もそのまま残ったと言う訳です。今となっては、世界中から観光客が年中訪れるなんて、誰が予想したでしょうね。。。
大盛況のSan Gimignano
昔はこんな風に塔が乱立していた。

貴族たちが高い塔を建てることを競い始め、その競争が加熱してくると、市が街のDuomo広場に54mの塔を建設し、これ以上高い塔を建てることを禁じました。
そらあ、誰かいい加減止めたらなねえ。。┐(´-`)┌。やれやれ。。
そのグロッサの塔54mに上ってみました。
この階段をぐるぐるあがっていくと。。。
 あ、おっと失礼。。。

サンジミのtwin towerなるものが見えた 
ひいいーー高い!
ふう。。。無事地上におりてこれました。なんだか、年々高いところが恐くなってきているみたい。。(゚-゚;)ウーン

相方さんの鼻が利き(犬みたいだな。。)うろちょろしていると、やっぱり!!!
はい、この旅、3度目の登場「Porchettaさん」です。もう相談なしに、列に並んどるな、君。それから本物の犬も並んでいました。
横入りはいけないよー
食後のデザートはやっぱりこれ!何やら世界ジェラート大会(多分)なるものがあるらしく、そこで優勝したというGelateria di Piazzaのジェラートを食べてみました。
ラズベリー&ローズマリー/リコッタチーズ&ブルーベリー/キャラメル(だった気がする)変わり種がたくさんあって、どれもおいしかった!ゴルゴンゾーラ&胡桃とかもあったよ。ちょっとこわくて食べれなかったけど。。
街の中を抜けていくと、反対側の門に出ました。でも、こちらが一般的に観光客が流れてくるSan Giovanni門だったようです。私たち逆側から来たのね^^;
門を抜けたところに、こんなシャレた水飲み場が。蛇口は鳥で、カタツムリの取手を押すと水が出てきます。

※San Gimignanoの後、San Galganoにも寄りましたが、この様子はday5にて※

さて、ここで問題、この日の夕食は何でしょう?
ヒント、相方が今回の旅で事前に唯一準備していたこと。(わからない方はこの記事参照)

。。。。答えは、Bistecca alla Fiorentinaを食べること。
ついにやってきたこの日!巨大な肉の塊とのご対面です。
ひとまず、Tavarnelle Val Di Pesaにある宿へ。。。ここ辺りは、またもや世界でも有名なChianti wine(キアンティ)生産地域でもあります。お酒に弱い体をこれほど悔しいと思ったことはありません。。きいいーーヾ(*`Д´*)ノ" 誰か私をザルにしてくれー。
素敵なアペリティボで迎えてくれたけど、グラス1/4も飲めず。
ここのB&B、たまたまネットで見つけただけだけど、一見の価値あり!(次の記事に書きますね)
B&Bのテラス
アペリティボもまま成らぬまま、肉の塊との対面に急ぎました。
まずは、手慣らしに、キアンティワインとアンティパストのハムとパン。
アンティパストを見て、あ、これなら楽勝よ♪



と、思っていたら。。。ででーん!占めて、1200グラム(もちろん二人分ね)のお肉の塊とご対面。。。肉の塊のようなおっちゃんが肉の塊を切り分けてくれます。

日本の量で言うと、3人前ぐらい? 
うう。。まだ赤い。
はぐっ、ほぐっ、はっぐ。。。なんか海賊になった気分。
でも、予想に反してお肉が柔らかかった!しかも、香ばしい!なので、この3人前のうち一人前は完食。もう少し頑張って、0.4人前も完食。さあ、あとは頼んだ、相方よ。私はもうお役御免だ。。ぐったり(_д_)。o0

帰り道、記憶が遠のき、そのまま夢の世界へ。。。
むにゃむにゃ。。。もう食べれないよーー。。・・( ̄¬ ̄).。o0O
夢の中でも1200グラムに打ちのめされた日となりました。

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