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Friday 27 December 2013

kicking girl 〜フランスでのエコー3回目 妊娠32週〜

はあークリスマスも終わって一安心。
今年は、自分達だけでフランスにいた私たち、大きな食事をする必要もなく、平和に(苦笑)に過ごせました。皆さんのクリスマスはいかがでしたか?

そうそう、先日、プレゼント選びで相方さんと喧嘩になったこと

結局、義姉の好きな牛模様の何かではなく、なんとも実用的なお菓子作りの型をあげることになりました。実はもう本人に直接聞いたんです。この年になってまで、いらないモノ貰うより、やっぱり自分の欲しいものがいいと思ったから。。。

それでもやっぱり、彼女には「牛」に何か関係してるものがきっといい!と思い、私が牛の形のケーキ型を探して、候補にしてたら、相方さんが「彼女はもっと実用的なケーキ型の方がいいと思うよ」と一言。。。。(-_-)


もう好きにしなはれ。。。。


という訳で、牛模様も、牛の形もなーにも関係のない、ただのケーキ型をあげることになったのでした。結局あんたが選ぶんやったら、私はもうこんなに悩む必要ないんかも。。。



さてさて、日に日に胎動が激しくなる最近、クリスマス前に妊娠最後のエコーに行ってきました。ほんとに寝苦しい毎日。息がしづらいです。食べたいとは思うけど,食べ過ぎると胃が圧迫されて、苦しいし(泣)どんだけ大きなってんねやろ、赤ちゃん。もう少し大きくなれば下に下がってくれるのかな。。。


フランスは妊娠経過が順調な場合、全期間を通して、12,22、32週と、3回しかエコー検査を行いません。私の場合は、超初期に妊娠に気付いたので、まだ胎のうが確認できない時期に余計に2回エコー検査をしました。なので全部で5回。
日本だと、今の時期だと2週に1回するとかなんとか。超音波なので人体への害はないと聞くけど、でも皆無って訳でもなさそうです。なので、順調な場合には最低限の回数しか行わないとかなんとか。。。ほんとのところはどうなんでしょ。

最後のエコーなので、絶対に見たい!と言っていた相方さん、予約時間になっても、まだ到着しない。クリスマス前の最後の診察だったみたいで、エコーの先生もなんだかちゃっちゃと終わりたそうな雰囲気。


私「もうすぐ主人が来るので、あと5分待ってくれませんか?」


先生「。。。さあ、診察室へ先に入ってましょう!」


いじわる〜(T_T) 


今月から病院の産婦人科で診察を受けている事などなどを伝えると、早速診察ベッドにのるよう促されました。。。あーあ、パパにも見せたかったのに。。


頭、大腿部、腹周り、心臓など次々と画面に映し出される我が子。

先生が、「ここが足で、ここにお尻があるよ。」と説明しながら、頭がある辺りをちょんちょんと押さえると、足で蹴り返してくる。ちょうど右脇腹のところに足があって、お腹のどこかに何か刺激を与えると必ず足で反応してきます。

20分過ぎて、やっと相方さん到着。
ほとんど終わりかけていた検査だけど、先生がもう一度さらっと、同じところをエコーで映してくれました。推定体重は1800g、身長は40cmで平均とのこと。出産時にはだいたい3200g、身長は約50cmぐらいかなと言われました。本当は子宮頚管も診てもらうはずだったけど、先生は必要ないと判断したみたいで、腹部エコーだけでした。いいのかな。。。大丈夫かな。。。。

産婦人科の先生への申し送り書を又々ちゃちゃーっと書いて、終了!
よっぽど早く終わりたかったみたいです(^^;) 
まあ、経過は順調なんで、よかった。。。

帰り道、ずーっと右脇腹を蹴っている我が子。
足癖悪いなーと言っていると、相方さんは、「女の子やけど、footballさせる?」と冗談まじりに言ってましたが、意外と母はまんざらでもないかも。。。ナデシコジャパン入りも夢じゃない!?

Tuesday 17 December 2013

大丈夫、すべて順調です〜フランス式7ヶ月検診〜

カッターシャツを着て毎日オフィスに行く旦那様。
家で洗濯して、それからパワフルな、でも無駄にでかいイタリアンスチームアイロンでぱりりとアイロンをかけるんですが。。。。

あとは洗うだけの着用済のカッターをハンガーに掛ける時、うちの相方さん、なぜかボタンを“全部”とめてハンガーに掛けるんです。。。(- _-) 
これ。。。必要?
きっと丁寧にハンガーにかけてくれてるつもりなんだろうけど、あとは洗うだけのシャツを、またボタンをいちいち外さなあかんやん。。

(え、小ちっちゃい?私が。。。汗?)

でもね、これがカッターシャツ10枚いっぺんに洗うとかなってくると、1枚につき約7個あるボタン、70個のボタンを外すっていう作業がね。。。。なんとも、私にはとても無駄に思えてしょうがないんですよ。今度思い切って言ってみよかなー、そうそう、角が立たないように、優しくね、優しく伝えます(^^;)


主婦の友 : poltiのスチームアイロン

さて、今回は7ヶ月目の検診です。
フランスでは、7ヶ月に入ると、出産予定の病院の産婦人科へ、検診が移ります。
もちろん、最初から病院の産婦人科にかかっていればそのままで済みますが、なかなか予約が取れないこともあり、私は個人の産婦人科で6ヶ月まで検診に通っていました。

病院選びも去年出産した日本人のお母さんたちから色々事情を聞き、最終的には3つの病院を見学してから、決定しました。

前回までは女性の先生でしたが、今度担当になるのは、男性の先生。
フランスの産婦人科の診察台って、日本みたいにカーテンでの仕切りもなくて、ベッドの下のところからニョキって鉄の足乗せ台が出ているだけの簡素なものが多いみたいで、下半身丸出しで診察台に上がり、足をででんと、広げる。なんとも豪快。。。
なんだか、そのやり方に慣れてしまって、日本での“カーテン付き自動足広げ装置”が付いてる診察台の方がなぜか緊張していました。
まあ、そりゃあ、先生も私の顔なんて見てないし、そもそも“一点”に集中してるから笑
もう、何でも来いです。

診察室に入ってみると、なんとも整理整頓されたお部屋。。なんだか性格が伺えますよね、その人の机周りを見ると。。。そういや前回まで診てもらっていた先生のオフィスは結構色んなものが散乱していた。。。(^^;)

これまでの先生が申し送り書のレターを書いてくれたと言っていたので、今までの経過ももう分かってくれているかなーと思っていたら、なんだかレターが届いてないみたい。。。あれまあ。

先生「では、妊娠日から、順番に聞いていきますね。」

私「。。はい、5月○日です。」

先生「予定日は?」

私「2月20日頃です」

先生「最初の妊娠ですか、経産婦ですか?」

〜色々、身長、妊娠前の体重、なぜか足のサイズまで。

PCに質問事項のデータを入れ終えてから、レターが届いているか聞いてみたら、秘書に確認。するとレターはここだと秘書の人が先生に手渡していました。。。( ̄∇ ̄)
ふふ、まあ、こういうことにはもう慣れっこ。レターが紛失されなかったことだけでも素晴らしい。

問診を終えてから、診察台で内診。
体重をはかってみると。。。う。。。1ヶ月前より2キロ増。
うーん、最近食欲が出て来てるからなあー気をつけたいけど、、、抑えられない食欲。
妊娠前の体重からなのか、それともつわりで減ったところからの体重から計算するべきなのか。。。イマイチよくわからない。でもやっぱり減ったところからか。。となると、既に7キロ増とは。。。きちんと現実を直視しようヾ(_ _。)反省。

今飲んでいる薬(張り止め)がもうすぐなくなるので、処方箋を貰えるか聞いてみたら、

先生「妊娠後期は、そういうものだから。お腹の張りも頻繁になってくるよ。痛くなったら、その時は動くのをやめて、しばらく安静にしていなさい。大丈夫、すべて順調だから。今出ている薬は非常に弱いもので、全錠剤飲んだとしても、自殺さえできないよ。ハッハッハ!」

私「はてな「(゚ペ)?」

フランス語で言われたもんだから、少ししか理解できず、隣で笑っている相方さんが説明してくれて、やっと理解できました。。汗
つまりは、飲んでも飲まなくてもいいような薬というわけですな。。。
内診も異常なく、赤ちゃんの心音も正常だということで、薬はもう飲まなくてよい、ということになりました。先生もとっても優しい感じの人で、私にはゆーーーーっくりとしたフランス語で話してくれ、それでも理解できない時は、英語でちょこっと説明してくれました。一番不安なのはやっぱり言葉が理解できないことだから、こういう部分で親切に接してくれる先生だと安心します。

次回の検診は1月2日。
お正月三が日なんて、こちらにはありませんから、皆さん2日からお仕事です。
なのに、思わず“1月2日からでも診てくれるんですか?”って聞いてしまった。。。(^^;)
体重測定が待っているので、今年はお餅は我慢しよう。。ぐすん。(T_T)

Thursday 12 December 2013

お腹の赤ちゃんをゆらゆら〜出産準備講座2回目〜

夜、PCで何やらイタリアのスポーツニュースを眺めている相方さん。。。
めったにしない舌打ちまでして、ため息までついてる。。。。(;゚ロ゚)

どしたんだーーー!?
私何かしたかしら。。。。(恐)?


答え→Keisuke Hondaがミランに移籍するため。


なんだそんなことかよ。。。(ー。ー)フゥ
ただうちの相方さんにとっては、非常に残念なことらしく。
何と言っても、おじいちゃんの代からのインテルファンでございまして(義父は除く)
日本の野球チーム某○人軍のような(大金を積んでいい選手を獲得するような)チームのやり方が気に入らないらしく、それに似たやり方をするACミランを嫌っております。
keisuke hondaが好きなだけに、残念なんだそうな。。
まあ、彼に罪はないからさ。。あんた。
私的にはインテル長友選手との対決をぜひ見てみたいけど!


さてさて、先週は2回目の出産準備講座がありました。
みんな結構カップルでこういうのに参加しているフランス。
私が待合室で待っていると、私たちの前の妊婦さんも、その前の妊婦さんもパートナーと一緒に来ていました。

相方さんと初めて会う助産師さん。
私よりは随分フランス語を理解するということを知って、彼女もなんとなくホッとしているみたいでした。。苦笑

早速ベッドに横たわり、前回教えてもらった呼吸法をもう一度おさらい。
腹式呼吸で、息を吸う時は普通の呼吸の長さ、吐く時には10数えてゆっくり吐き出します。そうそう、この呼吸法いつするのか?と聞き忘れていたので確認→陣痛が来ている時にする呼吸法だけど、お腹が張ったりするときにも、少し横になってすればいいとのこと。
猛烈な痛みが来てる時に、こんなに悠長な呼吸をしていられるかは定かではありませんが。。(^^;) 

それから、もう一つ、お腹の赤ちゃんをrockingする方法?を練習しました。
これまた何のために?と聞き忘れ、相方さんと私は言われるがまま実践。
きっと、赤ちゃんとのコミュニケーションを取るためだと思う。。。次回確認ね。

1、お腹の左右に相方が手を置き、交互にゆっくり軽く押してみる。
あかちゃんがその押したところを蹴り返したり、押し返してきて、コミュニケーションが取れるそうです。
2、相方が私のお尻の下に手を置き、私の下半身をゆらゆら左右に揺らす。
これでお腹の赤ちゃんをゆらゆら揺らすんだそうな。。。

2をしている間、随分動きまわっていた我が子。心地がいいのか悪いのか?
先生が「寝る前にベッドなどでやってごらんなさい」と言ってたけど、これから寝るときに動き回られちゃあ、ちょっと私的には辛いものがある。。。^^; 

今回は約45分ぐらいで終了。
次回はまた2週間後。
なんだか言われるだけの事をやっているだけで、もっと色々聞かなきゃいけない事があるはずの私。。。今のところ足をよくつる以外は体の不調もなく、赤ちゃんも順調なため、正直あまり質問が浮かんできません。。。汗

ただ最近は、よく足がつるようになってきて、毎晩ドキドキしながら寝てます。
夜中に唸っていると、フットボールの試合中のコーチみたく、相方さんがすかさず足をストレッチしてくれんだけど、これが効果的なのか、結構すぐに収まってくれます。
「どこかで習ったの?」って聞くと「君はたかがフットボールと思っているかもしれないけど、試合中によく足をつった選手がピッチで転がっているとき、他の選手とかがこうやって足をストレッチしてあげるんだよ。だから、こういう事もスポーツに興味があると、勉強になるのさ」と何だか得意気に言われてしまいました。。。

ふーん、なるほど。。。ねえ。。(-_-) 
まあ、でも一選手の移籍話に一喜一憂されて、舌打ち&ため息つかれた日にゃあ、わたしゃ何事かと思いますがな。。。




Thursday 5 December 2013

Ich gehe zum Weihnachtsmarkt in Italien!

ちょっと足下が冷えるので、いつも足裏用カイロを張って生活している最近。
こちらで見つけた足裏カイロを見てみると。。。made in Japan
ふふふ、、、さすが日本製品はフランスでも活躍しているなーと思って、
相方さんに、ほらほら!と見せたら、

相方「でも、日本は無駄も多いよね、このカイロだって使い捨てでしょ。お菓子の個別包装ととかも僕は日本に行った時、びっくりしたなー。」

。。。。そうだよ、人間、何事にもクリティカルな視点を持つことは大切だよね。。(-_-) 


さて、そんな相方のチクチク攻撃をもろともせず、足裏や腰にカイロをバンバン貼って、ヨーロッパの冬恒例のクリスマスマーケットに出かけてきました!


さて、ここはどこでしょう。。。やっぱりドイツ????ではなく、イタリアです!
1年半でのドイツ生活で懐かしむことと言えば。。。ドイツパンとヨーロッパにしては比較的スムーズに進む事務手続きと、このクリスマスマーケットぐらい?(^^;) (ドイツ好きの方おこらないでね。。。もちろん、ドイツには素敵なところがたくさんあるんだ!)
この季節になると、やっぱり行きたくなります。
すごくさむーーーい中で飲むグリューワインとか、Brötchen(小さな食事パン)に挟んだwurst(ソーセージ)とか、シュトーレンとか。。。
ただのパン&ソーセージをこんなに美味しいと思わせてくれる雰囲気はさすがクリスマスマーケットマジック笑

今回訪れたマーケットは、イタリア北部のBolzano(ドイツ語ではBozen)というところです。お腹が大きいので飛行機での本場ドイツのマーケットは諦め、ミラノから車で行ける、それでも比較的ドイツっぽい雰囲気のあるマーケットを探して、出かけてきました。

行ってみて。。。。大正解!
しかも、この地域では、オーストリアとの国境も近いこともあって、ドイツ語が第一言語。もちろん、イタリア人なんで、イタリア語も話すけど、相方曰く、ちょっとイタリア語の響きが何となくぎこちないんですって。聞こえてくる言語もドイツ語なんて、雰囲気ばっちりじゃないか!ヤー、ダスイストゼアグート!

お昼過ぎについてお腹がぺこぺこだったので、早速おいしいにおいのする方へ。。。
左からGulasch&polenta, Spinatspatzeln,Canederli。うんまい!

お腹も満たされたところで、街を散策。
出ているお店もかわいい。オーナメントも全部欲しくなっちゃう。。。



↓これはこの地方で食べられているパン(平らで、クミンシードが入っている)で作られたnativity scene(キリストの降誕)です。まだ12月25日ではないので、イエスキリストは見えないかな。。

 ↓イタリアのウエハースメーカー「Loacker」の専門店とカフェでちょっと一休憩。

コーヒーは飲めないので、ホットミルクのヘーゼルナッツ風味にしました。
おいしかった!






↓ここのお家は壁全体にクリスマスプレゼントのボックスをデコレーションしていたよ。
なんだか、家全体がプレゼントみたい。

↓ ほらほら、ちゃんとPrezelもぶら下がってる。

ここはほんとに、ドイツみたいです...なんだかわくわく♪

サンタさんの出入り口はきちんと開けといてあげてね(^^) 

どうしてあえて、こんな寒い中、クリスマスマーケットをするようになったのか?

始まりは14世紀とか17世紀とか色んな説があるそうですが、そもそも、クリスマスに必要なものを交換する人たちが街の広場に集まったことが起源らしいです。でも寒い中だからこそ、クリスマスツリーを飾って、ろうそくの灯し、それから体の温まるグリューワインを飲んだり、そうやって少しでも楽しく、この厳しい季節を過ごそうとした昔の人の知恵なんでしょうね。


この日はミラノでは雪が降ったぐらい寒かったので、相方さんにユニクロヒートテックのレギンスを履くよう勧めたのに、いらない、と言う事を聞かず。。。
3時間ぐらい歩き回ったら、やっぱり寒かったようです。。。( ´艸`) だから言ったのに。
一方、私はぬっくぬっく。
なんといっても、無駄が多いと言われた日本製のカイロでばっちり防寒してましたから!

皆さんも、素敵なクリスマスマーケットを探してみてください^^
Bolzono ミラノからだと車で約3時間。
http://www.mercatinodinatalebz.it/
あ、そうそう、夕食に入ったレストランRISTORANTE CAVALLINO BIANCOも美味でした。この地方の郷土料理が食べれます^^