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Thursday 28 November 2013

“セージじゃなくて、サージュね”〜出産準備講座一回目〜

一気に寒くなってきたアンティーブ。
ベランダの太陽のあたりが冬は短いので、急いで布団を干したり、(ちなみにフランスでは布団を「干す」っていうことしないけど、私はバンバン布団たたきで叩いてる、フランスで“騒音おばさん”にならなきゃいいけど。。汗)譲ってもらったベビーカー(猫の毛いっぱい。。涙)の掃除をしたり、なんだかんだしているともう夕方4時になってしまった。。。ふえええ。。疲れた。
これからスーパーへ買い出しです。よく張るお腹を抱えながらのショッピングは結構つらいものがあります。。。。

さて、先週、第一回目の出産前講座に行ってきました。
フランスでは、出産前に助産師さんが出産に備えていろいろなことをレクチャーしてくれます。フランス語もろくに話せないのに大丈夫か、、と不安だったけど、私のつたないフランス語&英語ミックスにも嫌な顔せず、ゆっくり話してくれたり、身振り手振りで伝えてくれようとする助産師さん。やさしい人で一安心。

この日は、陣痛が来た時の状態と、病院に行くタイミングについて説明を受けました。
(私が一応理解したとみた内容)

1、陣痛の波が35秒間(あれ、45秒だったかな)、5分間隔になってきたら、病院へ向かう。お腹の張りがさらに強くなってくるが、だいたいこの5分間隔が目安。
2、病院へ行くと、子宮口が開いているかどうかのチェックを受ける。もしこの時十分に子宮口が開いていない場合は、家に帰されることがある。。。えええ。。。。汗(゚口゚;
3、破水した場合も、病院へ。その時は旦那さんへ連絡し、特に救急車などで向かう必要はない。。。。そんなにゆっくりしてていいのかー
4、破水かどうかの見分け方;においは基本的にない、色(透明、白、たまにグリーンかかった色をしている)

※日本の先生曰く、医者も見ただけでは分からない事が多いので、最初はリトマス紙を使うとのこと。(羊水はアルカリ性つまり赤→青に変わる)ということで、日本から戻る時にリトマス紙を購入。小学校の理科の実験以来、リトマス紙を手にする。今は鞄にリトマス紙をしのばせてあります。

5、破水してから基本、24時間、子宮口が開くのを待つ。その際、細菌感染しないよう、抗生物質を服用。それでも十分に開かない場合、陣痛促進剤をうつことになる。
6、もちろん出血した場合も、すぐに病院に向かうこと。

と、こんなところでしょうか。。。。おそらく。

あとは、この他にベッドに横たわり、“呼吸法”を教えてもらいました。
鼻から吸って、横隔膜をめいいっぱい使って口からはく呼吸法でした。
うーん、でも“いつする”呼吸法なんだ。。。(^^;) 
肝心なことを聞くのを忘れていた、次回要確認ですね。
おそらく、お腹が張ったときだと思うけど。。。

この日の夕飯時、相方さんにこの日のことを話していたら、

私「そうそう、それからこういう呼吸法があって。。。(やって見せる)でもいつするのか聞くの忘れた。。」

相方「次回は僕も一緒に行くからね」

私「そのセージファム(sage-femme)がね、ゆっくり話してくれて、とてもいい人でよかったよー 」

相方「そう、それはよかったね」

私「そのセージファムは日本にも来た事があるんだって」

相方「そうなんだ、日本は好きだって?」

私「そのセージファムの旦那さんがね。。。。」

相方「ちょっと、待って。。セージじゃなくて、“サージュ”ね、セージだとあのハーブのセージになってしまうよ。。。」

私「。。。。(。-_-。)ポッ

また一つ賢くなってよかったね、私。
でもずっとセージセージって言ってたんだから、最初から直してくれればいいのに。。。
なんでここまで黙ってたんやろ。。。この人は。

来週は第二回目、こんな相方さんと一緒に準備講座に行ってきまーす!


賞味期限が迫っていたハムを消費しようと、ハムチーズオニオンパンを焼いてみました。
こりゃいける!食べ過ぎ大注意。。。


Saturday 23 November 2013

だから彼女は牛が好きなんだってば!

来ましたよ。。。いよいよ来ました、この季節が。。。。

。。。。ク・リ・ス・マ・ス。
日本では恋人たちがわくわくする季節ですね^^
外は寒いけど、家の中はほんわかあったかい、街も綺麗なイルミネーションで飾られなんだか全てがキラキラして見える。お気に入りの季節のひとつです☆

小さい頃はプレゼントをサンタさんにお願いしていたなー
薄々、お母さんが私の欲しいおもちゃをどこかに隠しているのを勘づいていたような。。
一番ラクチンなのはプレゼントをお願いする側、それから「これがほしい!」ってお願いされる側もだいぶラクチン。。。ってここ数年思うようになってます。

というのも、相方さんの家族と交流するようになった数年前から、
クリスマスはだいたいイタリアで過ごすことになってるけど、もちろんプレゼントも用意しないといけない... でこのプレゼントがこの時期の私(たち?)の悩み事です。

これをね、「悩み事」って言ってる時点で、私って、まだまだ未熟だな、何事も考え方次第なのになーと分かってるつもりやけど、でもやっぱり、プレゼントを考えるって大変なんです。。涙

去年はもっと大変だった思いから、(義父、義兄、その嫁、それから彼女の実家に招待されたので、その両親と姉、あ。。。あと旦那さんだ)今年もこの季節が来るとそわそわ胸騒ぎがする。しかも、去年は近しい従兄弟の一人がプレゼントを交換しよう!と言い出してから、8人もいる相方さんの従兄弟のプレゼントを考えないといけない!!!(結局私がやることになった)去年はほんとにもう正直パニックでした。。。(-_-)  
相方に、「もう、来年は従兄弟にプレゼント交換はなしって絶対言ってね。。。」と半泣きでお願いしたぐらい。年齢も、性別も違う8人の従兄弟に、全員一緒のものなんてプレゼントできっこない。

ただ今年は去年と違い、なんともラッキーなことに!?(苦笑)12月には飛行機に乗ることもできない腹になっているので、私たちはフランスの自宅にいて、自分たちだけでクリスマスを過ごす予定!!(^^) プレゼントも、事前に渡す義父、義兄、その嫁の分、3人分だけの用意で済みそうです。はあ〜よかった。。。

今週からちょくちょくリサーチを開始し始めた私たち。
あんまり趣味を持たない義父の分は、、、とりあえず置いといて。。
義兄は、すでに相方さんが見当をつけているプレゼントがあるとのこと。よしよし。。。
さて、では義兄のお嫁さんには。。。

私「引っ越したばっかりだから、何か新居に必要なものとかは?」(アマゾンのキッチン用品を見せながら)

相方「うーん、でもお兄ちゃんは一人暮らししてたし、だいたい必要なものは揃ってると思うけど」

私「でもインテリア系のものは彼らの好みがあるし、何か実用的なものがいいと思うけど、それか直接聞いてみたら?私だったら、欲しいものを貰えると嬉しいけど。。」(また味気ないと言われてしまうかもだけど)

相方「でも、クリスマスプレゼントは相手のことを考えて、プレゼントを選んだってことも大切なんだよ」

私「。。。。o(´^`)o ウー でも、いらないモノ貰っても。。。私やったら困る。。。」

それから約30分、ネットの検索結果を見せては、却下され、また見せては、なかなか同意を得られず。。。

私「あ!!!!これ!!! この牛さんのティーカップセットいいんちゃう?」

相方「。。。。え?。。。こんなん。。。子供みたいやん。」

私「( ̄Д ̄;) 。。でもLちゃんは、牛が好きなのは知ってるやん?それからこういうかわいいものも意外に好きやと思う。。」

相方「えー、牛が好きなんてきいたことない」

私「牛のぬいぐるみだって持ってるやん、あのビアンカって名前の牛のぬいぐるみ!」

相方「どうして、3※歳の女の人がこんな"kawaii"ものを使うのさ」

私「。。なんやなんや、それは私への批判に聞こえなくもないけど。。。(▼ヘ▼)

(だんだんとイライラが増してきて。。。)

相方「そんなにイライラしながら考えるなら、もういいよ、僕が何か考えるから(ため息)」

(さらに怒りがふつふつとこみ上げてきて。。。。)

私「でも、そんなこと言っても、去年も一昨年も私が考えたやん!また間際になってどうしよー!ってなるんやんか!」

相方「そんなに声を荒げないで!」

きいいいいいーーーーー!!!!そして。。。号泣(もちろん私が)。。。。

相方さんが焦ってなぐさめ、ひとまず落ち着く。

私「だから!彼女は牛が好きなんだってば!プレゼント交換なんて、もうしないから!!!」

ネット検索を止めて、すねている私に、パソコンの画面を見せながら何やら言い寄ってくる相方さん。パソコンの画面を見ると、牛模様の食器がズラリ...

相方「とりあえず、お兄ちゃんにLは牛模様が好きか聞いてみるから!」

二人でせっせと牛模様の"kawaii"食器をとりあえず、アマゾンのアカウントに保存し、この日のリサーチは終了。。。。(=_=)
時計を見ると午前一時。この日は二人とも異様に疲れて寝床についたのでした。。。。牛の夢見て、うなされないで良かった。

はあ〜。。。毎年こんな季節がやってくるのか。。。なんだかやっぱり気が重い。。。

さて、果たして、Lちゃんは牛(いや、牛模様か)が好きなのか!??
(絶対好きやと思う。。心のつぶやき)

Tuesday 19 November 2013

頑固の片鱗? 〜フランスでのエコー2回目 妊娠27週〜

うーん,今日は生憎の雨。
ということで、午後から家に籠って、パン作り。
くたびれたブロッコリーが冷蔵庫にあったので、ブロッコリー入り丸フォカッチャを作ってみました。
ブロッコリーのくたびれ具合が隠れてちょうどよかった。。。。
焼きたてを夕飯前に内緒でいただきまーす☆

さて昨日は、二週間前にフランスの産婦人科の先生にダメだしされてから(汗)もう一度エコーの撮り直しに行ってきました。ランチの時間なので、相方さんも一緒に。。。

事前に産婦人科の先生から、日本でのエコー写真も一応見せなさいね、と言われていたので、顔も何が写っているか分からない頼りないエコー写真をそろりと取り出し、恐る恐るエコーの先生に見せてみると。。。。

先生「。。。。(首をふりながら、顔をしかめて)ce'est mauvais 全然だめだね。」

。。。。わかってはいたけど。。なんかすみません。。( ̄_ ̄|||)
私のせいじゃないけど、なんかすみません。

よいしょと、、段々診察台に上るのも体が重くなってきました。
日に日にでかくなるお腹をぽっこり。
先生は容赦なく、そのお腹に大量のジェルをぶちゅぶちゅーと出して、さて診察開始です。冷たいよ〜!涙

まずは腹部の左下から。。。
あ、頭が見えた!ということは日本で逆子と言われていたけど、直ったのかな。。。
先生がぐりぐりエコーの機器をあてるので、こんなに押しても赤ちゃんは大丈夫なのかちょっと心配になってしまいました。それから脳みそがよく見えた。ここにいっぱい皺作って賢くなれよ〜笑

それから腹部、右上部に足がお目見え。
えらく大きな足だなー、5cmもあるよとのこと。
エ?もう5cmもあるんだ!

肝臓、心臓の4心室も綺麗に見えました。
今のエコーってすごいですね(昔のエコーがどんなのかはしらないんですが苦笑)
動脈と静脈の血液の流れが、青と赤で見えるようになってるんです。
それから肝心の心音も。どくどくどくどく。大人の心音よりずいぶん早いです。

日本の先生からは80%女の子だと言われていたけど、もう一度確かめてもらうことに。
ちょっと待ってよーっと、先生がエコーの機器を器用にぐりぐり。

先生「うん、女の子だね」

私と相方さん、顔を見合わせて、ニンマリ。
友達から頂いた洋服や用意したものがすでに女の子系のものが占めていたので、
ほっと一安心です。でもまあ、男の子でも着せちゃえと思ってたんですが。。。。^^; 
今の赤ちゃんの呼び名もこのままでということで。

最後に、先生が3Dでの画像を見せてくれました。
この時は、寝ていたのかなかなか動かない赤ちゃん。しかも顔の前でしっかり手をクロスさせて、まるで顔を隠しているかのよう。。。。
先生が必死に私のお腹をぼこぼこ叩いて(い、いたい)手を除けようとしてくれるけど、全然動きません。。。^^; 
相方さんさんが「恥ずかしがり屋なんだね」と言ったけど、いや、、、私に似て頑固の片鱗かもよ。。(~_~)と少し心配になってしまいました苦笑

先生から「tout normale 全て正常」のお墨付きを頂き、本日のエコーは終了。
この時間に撮った全ての写真約15枚と、心拍数のグラフや、それから唯一少し顔が見えた3Dの画像など、全部をきちんと印刷してくれて(日本でもらった写真とは大違いの笑)、産婦人科の先生への申し送り書と一緒に私たちにもコピーをくれます。

いやー、フランスでこれが普通なら、
そりゃあ、日本の紙ピラ一枚の紹介状を見ると、目がテンになって当たり前かあ。。(^^;)

妊娠6ヶ月を過ぎると、それ以降の妊娠に関わる費用はすべて100%、securite sociale(国民健康保険)によってカバーされます。そのためか、今回の支払はなし。Carte Vitalという健康保険証を提示するだけで済みました。
うーん、でもいまいち分からないフランス医療費の仕組み。
確かにこれまでは窓口で全額払い、70%をsecurite socialeから、その他カバーされなかった医療費が今のところ相方さんの会社のmutuelle(互助健康保険)から後ほど払い戻しされていました。なので、あの高かった加圧ソックス以外(笑)は、これまでの医療費が基本タダなんですね。。。でも、今回は窓口での先払い自体もなかったし。。。。ハ・テ・ナ?

なんだか、言われるがままの金額を払い、言われるがまま書類を提出して払い戻しを受けている私たち。。。まあ、今のところ保険で全てカバーされているので良しとしよう。。言葉の障害があるので、どうしてもある程度分からないことは諦めるしかないと、悟っている最近です。。。ε=( ̄。 ̄;)フゥ

何より赤ちゃんが無事に育ってくれているのが,一番有り難い!
あと3ヶ月、母ちゃんのお腹で元気に成長(成長し過ぎはちょっと困るけど)してね!

Saturday 16 November 2013

なんだかいい日。

昨日はちょっといい日になりました^^

というのも。。。

ずっーとストップしていたフランス語を再開するきっかけになるかなと思い、
日本人のお友達に教えてもらった(しかも彼女優しくて、今日は彼女のクラスの日じゃないのに、場所が分かりにくいだろうからと付いてきてくれたよ。。。ありがとうね、Sちゃん)フランス語講座に行ってきました。

なるほど。。。。
年間15ユーロと格安だけあって、満席。
約30人ぐらいがひしめきあっていた。。苦笑

ラテン組もいたけど、彼らにとっちゃあ、まあちょっと発音違うぐらいで、
大して難しくもないんだろー。。。ふんふん。。。

私は出産までの間しか行けないけど、焦らずマイペースで行きたいと思います。
月曜日にも初心者クラスがあるらしく、そちらへも行ってみようかな。
なんせ時間だけは山のようにあるし、こういう機会を作らないと、フランスにいてても、
一切フランス語に触れないで生活できてしまう今、いつまでも嫌々言ってられないのが現状だとちょっと反省。

帰り道、ちょっとご褒美に。。。
前から気になっていたイタリアンでtake awayをお昼に買ってみました。
お店の名前は、「Romagna Mia」(= 私のロマーニャ)
名前からロマーニャ地方の食べ物が食べれそうな雰囲気。。

やっぱり!!
Piadina ピアディーナがある!

ピアディーナは、小麦粉でできた生地を薄く伸ばして、その間にモルタデッラハムや、チーズ、野菜など色んなものを挟んで、二つ折にした食べ物。
ロマーニャ地方の有名な食べ物(スナックみたいなの)のひとつです。

それからそれから、Crescione クレッシオーネもあるしなー。
ピアディーナと違って、生地の周りがきっちり閉じられていて、これまた中に色んな具が入っているサンドです。

迷った挙げ句、具沢山のCrescioneのひとつ、トマトソース、モッツアレラ、ハム、マッシュルームが入ったのにしてみました。

お店の人がイタリア語でぺらぺーらしゃべってるので、私も思い切ってイタリア語の単語を並べて注文してみると。。。。

セニョーラ「!!あ、あなたイタリア語話すのね!ぺらぺらぺらぺらぺぺら〜」

私「。。。は、はい。でもすごーーーーく少しだけですよ(汗)」


何やら早口で5倍ぐらいのセンテンスが返ってきた。。。。(^^;)
さすがイタリア人、よくしゃべる、笑

とりあえず、私の夫がイタリア人で、ここで働いている、ということを伝えると、

セニョーラ
「どこの人?」
「あら、ミラノ?」
「私はね、ロマーニャ地方の、Milano Marittimaっていうところから来たのよ」
「ここに来る前はパリにいてね、もうたくさん!と思ってここに来たの!」
「まだ新しい店だからたくさん、宣伝してね!」

まだまだ続く。。。。

でも私のイタリア語とフランス語のミックスにも嫌な顔一つせず(まあ、お客やから?)
たくさん話してくれて、いやー、いいレッスンになりました笑

私「夫が一度来てみたいって、言ってるの」

セニョーラ「あら、そう!?じゃあ、ここに電話をかけて!予約もできるわ」

自家製パスタを器用に切りながら、メニューとテーブルマット用のRomagna地方の地図を丁寧に説明してくれるセニョーラでした。


持って帰って食べてみたCrescioneもおいしかった!
しかも、大きさも食べごたえがあって、フランスのかたーいバゲットのサンドイッチは顎が痛くなるし、今度からはここでtake awayをしようかな。
次回は、相方さんを連れて自家製パスタを食べてみようと思います。
セニョーラSabinaとも話せるのを楽しみにね☆

Wednesday 13 November 2013

今のうちに。。。

先週末は3連休だったフランス。
先輩ママに「まだ生まれていない今のうちに色んなことした方がいいよ!」と言われていたのもあって、体調も良かったし、お出かけしてきました。

土曜日は、出産する予定の病院の下見へ。
と言っても、土曜なんでもちろん開いているのは総合受付だけ。。。
見れたのは外観と病院内を少し、あとは家からの距離がだいたいつかめたぐらい(苦笑)
3つぐらい候補があったけど、やっぱり家からの距離が比較的一番近い病院にしました。
フランスにも私立と公立病院があるけど、今回選んだのは私立病院。
私立病院故、一番気になっていて出産費用の支払がすべて保険でカバーされるのか、受付の人に聞いてみたら、「通常はassurance maladieとmutuelleでカバーされるわよ 」と。

まあ、この一言を鵜呑みににしていいのかちょっと迷うところですが。。。(-_-;)
信じるとしよう。。

午後はBiotという小さな村の栗祭りへ。
焼き栗とホットワイン(今は飲めないけど。。。涙)を頂けるということでちょこっと行ってきました。

焼き栗やっぱりおいしい!ほくほく熱々の栗を何回も貰いに行く私。だってホットワインは飲めないからさ。。。涙
そんな私が横にいるのに、相方さんは4杯ぐらい飲んでたけど。おいおい。。。

 日曜日は、お昼にお友達夫婦が働いてるクレープ屋さんへ。
やっぱり妊娠中はどうしてもメニューが限られてしまう。。。
エメンタールチーズもダメなので、ほとんどのクレープメニューがNGで、
薫製ソーセージと卵のクレープにしたら、卵もほぼ半熟だったので、半分を相方さんに食べてもらいました。。。というか、食べられた。。。
でも、その代わりといっちゃあなんですが、デザートはマロンアイスとマロンクリームのクレープで〆ました。あー体重計見るのこわいいいいい。。。と思いながらね笑


月曜日は、モナコの海洋博物館へ。
日本の水族館みたいにイルカショーとかはないんです。
なんせ「博物館」ですからね。。。モナコ大公の海洋学者でもあったアルベール1世によって建てられたとか。なので水槽の他にも海洋調査で使われていた道具とか記録とかそんなのが展示されています。なんか学術的。。。私はどちらかというと、イルカショーを見たい派ですが。。(^^;)
外観もリッチな感じでした。絶壁に建てなきゃいけないぐらい土地のないモナコですが、これがまた絵になる。


内装も優美
このお魚さんだけ止まってくれたので、写真に収めれました。
実際に鮫に触れるコーナーがあり、こういうのに食い付きがいい相方さん。
小さな子供以上に一生懸命サメに触ろうとしていたら。。。

バッシャ!

だから言ったこっちゃない。。。(-_-)

サメが尾びれで大量の水を浴びせてくれました。。。
はい、帰ったら全部洗濯ね。。誰がするんだ?。。。私やがな!ι(`ロ´)ノ

今回はGrouponというクーポンサイトでチケット代半額で行ったけれど、約5時間程の駐車で13ユーロという破格な駐車料金。浮いた分のチケット代がちょうど駐車料金となりました。うーん、モナコの土地ってほんとに高いんですね。

あとは、パン作り。
つわりになってから、遠ざかっていたパン作り。
お気に入りのくるみパンです。
自分で焼く醍醐味は、焼きたてが一番に食べれることかな、やっぱり^^♪

子供が生まれたら、なかなかできないことを今のうちに。。。
あとは何かな〜
半分編みかけの手袋を完成させたり、クリスマスマーケットなんてどうかな?
車で行けそうなクリスマスマーケットを探してみたいと思います!
Friday 8 November 2013

ダメだし〜フランス式6ヶ月検診〜

今日のアンティーブは生憎の曇り空。
この場所唯一の自慢の太陽がないと、洗濯ものも渇かないし、布団も干せないし。。。
でも中途半端に暖かいから、まだ蚊がいるんですよ、ここ。。。。(-_-) 
夜に聞こえてくる耳元でのあの音!昨晩も2匹ほど仕留めました。
寒くならなら、ガツンと寒くなってくれへんかいな。。。

さて、今週は帰国してからの最初の検診がありました。
日本で、毎月のトキソプラズマの検査とエコーを1回受けるよう言われていたけど。
実際トキソプラズマの検査は1回、エコーは2回受けたけど、なんだかパッとしない写真をもらっただけで、胎児の頭や胴体のサイズ,心臓が何ビットで動いている等々、
フランスではエコーの先生がきちんと書類を作ってくれるけど、日本では「はい、順調です」で終わりでした。

まあ、順調ならいいかと、思っていたら、案の定フランスの担当の先生からダメだしが。。。汗

エコー写真数枚と、私が手書きで記した胎児の大きさのメモを見て…

Dr. 「あれ、これだけなの?」

私「。。。はい、そうですが。。。これじゃダメですか?」

Dr. 「(ため息)こんなんじゃ赤ちゃんに問題ないか分からないわ。。日本ではこれが普通なの?」

私「(_ _。)・・・シュン。。はい。。一応ここに赤ちゃんの経過と私の体重などを書いてますが」

Dr. 「(ため息2回目)もう一度エコーはやり直し、2週間後に受けてきてね」

チーン。
日本のね、先生もいい先生らしんですよ。よく診てくれるとか。
ただね、確かに、どういう薬を今飲んでいるとか、子宮頚管が短くなっているという症状もあったから、その経過とかさ、そういうことを書いてほしかった、ただ単なる紹介状ではなくて。。

正直、紹介状の中身を見て、私も拍子抜け。。
だって、生年月日とか経産婦とか、病歴とか、以上ほか異常は認められません、だと。
こんなん私でも書けるやん。そりゃ、フランスの先生もなんじゃこら?って言うのちょっと分かるなーと思ってしまいました。

あとは内診をしてもらったけど、
先生は触診で子宮頚部をチェック、「長さも大丈夫よ」なんてサラリと言われてしまいました。
よくお腹がはるのでペンギンみたいな歩き方をしてると、「もっとリラックスしないさい!」と言われる始末。

そうそう、今飲んでる張り止めの薬にも、「こんなに強い薬はフランスでは使わないわよ!もう少し緩やかな薬を出しておくから」とダメだしを食らい。

「病院はもう決めたの?」と言われ、一度見に行ってから決めますと答えると、
来月からは出産予定の病院の産婦人科に引き継ぐから、早く予約しなさい!と呆れられ。

終始、ダメだしの検診となりました。
でも、赤ちゃんの心音は元気に聞こえて一安心。
頼りないママでごめんよ…母ちゃんもっと精進します(x_x;)

Tuesday 5 November 2013

フランスに戻ってきちゃいました。

「戻ってきちゃいました。。」って言うと、「なんや?戻ってきたなかったんかい?」って言われそうですが。。そう、その通りです。。涙

そりゃあね、ダーリンに会えないのはちょこーっと寂しいな、なんて思ってましたけど、
家事は洗濯ものをたたむだけの、2ヶ月の極楽生活にどっぷり浸かってしまった私には、この何千マイルも離れた、身内もいないフランスに戻ってきて、また昼間は一人ぼっちの生活が始まるのかーと、漠然と考えていたんですけど。。。

いけない、いけない!しかも、もう一人じゃない!
このお腹の子の為にも準備することがたくさん!
2ヶ月もの帰国を許してくれた相方さんへも感謝!
と、気持ちを切り替えているところです。。。

さて、この度の日本での2回の検診で、「子宮頚管が短い」診断から安静気味生活をしながら、一番心配していのは、“果たして帰りの飛行機は大丈夫か”ということ。

日本の産婦人科医の診断も現状は落ち着いているということから、予定通りの飛行機にしたました。ただ母と相方さんの心配はつきず、空港でのサポートを頼むと言い張る二人。

で、さっそく相方さんが今回の飛行機会社、ルフトハンザに電話。
実は私も一度電話して聞いていたけど、私が聞いた時は、フランクフルトでのサポートに55ユーロかかると言われていたのに。。。。。

しかし実は、関空〜フランクフルト〜ニースへの空港でのサポートは無料ということが判明。
しかも車いすに乗せてくれるとな。
多分、ハンディキャップの人たちが受けれるようなサービスなんでしょう。

このサポートで私は大助かり。
特にフランクフルトの空港でのサポートは大正解でした。
飛行機から降りるとすぐに空港職員(もしくはルフトハンザの職員?)が車イスで待ち構えており、私の重たーーーーーいリュックをすかさず運んでくれました。
更に私を次の搭乗口まで運んでくれた人がこれまたすごくいい人で、
しきりに私のお腹のことを聞いて、こんなに重いリュックは持つべきじゃないわ!とか、
トイレは?空港内の診療所でドクターに診てもらう?とか... (^^;) 
なんだかこちらが恐縮してしまう程いい人やったな〜

イギリス人の方らしく、話をしていると、
実はアンティーブにも住んでたことがあるとか!ロンドンにも仕事で7年住んでいて、
ドイツには30年以上住んでいる彼女のドイツ語はどこかBritishアクセントで
あの重々しいドイツ語も軽やかに聞こえましたよ。
そして私の中でのルフトハンザの株は急上昇、、、単純な(笑)

関空〜フランクフルトのフライトでは、フライトアテンダントの皆さんがよく声をかけてくれて、軽食のおにぎりもお腹がよく空くので余っていたらください、とお願いしたら、すかさず持ってきてくれたし...笑

と、こんな優しい人たちのサポートのお陰で、
15時間の空の旅も無事事故なく終えることができたのでした。

でもやっぱり、ニース空港に着いた途端、現実に引き戻され、
荒っぽい運転や道ばたの犬のフンとかね。。。。(--;) 

嗚呼、やっぱり戻ってきたのね、フランス。。。